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三線(さんしん)とは?

 

 

三線(さんしん)は沖縄の伝統的な楽器で、形は三味線に似ています。
三味線よりも小ぶりで、胴にはニシキヘビの皮が張られているところが特徴です。
蛇皮が使用されているところから、本土では蛇皮線(じゃびせん)と呼ぶ人もいますが、

沖縄では三線(さんしん)または三味線(しゃみせん)と呼ばれています。

■弦とバチ
弦はナイロン弦なので、握力の弱い人でも弾きやすいと思います。

「爪」(指にはめるバチ)を使って弾きます。
好みで、自分の爪や、ギター・ベースなどのピックを使う人もいます。

 

■音階

おおよそ2オクターブ。

唄う人の声に合わせて「ちんだみ(チューニング)」で音の高さを変えて演奏します。(移動ド)
目安としては、一番低いチューニングではドの音がG、高いチューニングではDくらいです。
西洋楽器と違ってフレットがないので、最初は「勘所」(かんどころ=押さえる場所)にシールを貼るなどして練習します。

■楽譜
「工工四」(くんくんしー)と呼ばれる、独特の楽譜を使います。

音符はすべて縦書きの漢字で表記され、漢字はそれぞれ勘所に相当します。
勘所さえ覚えてしまえば、工工四を見ながら簡単に弾けるようになります。

■唄三線
三線は弾き語り用の楽器です。一部の例外を除いて、全ての曲は唄とセットになっていますので、三線の演奏と共に、唄を練習する必要があります。(カラオケ好きな人に最適!?)

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